【特集】飛騨の匠、伝統の業と飛騨家具の魅力〜上質な木製インテリアで丁寧な暮らしを〜

家具の好みは十人十色

皆さんは、新生活等のライフスタイルの変化や家具が破損した際に買い替えをする事が多いと思われますが、どういったポイントに目を向けて家具選びをされてますでしょうか?
家具選びは価格や用途、拘りがあれば産地や加工方法、樹種やファブリックの好みなど、どこを重点にするかは人それぞれです。

今回は伝統加工技術やこだわりを持つ家具職人により仕上げられた丈夫で使い心地の良い「飛騨家具」についてご紹介したいと思います。木製家具のためシンプル、ナチュラル、北欧スタイルのお部屋作りにもお勧めです。

飛騨家具の特徴

①曲木の家具は丈夫。

私たちは飛騨家具といえば、曲木の家具を想像します。曲木で作られた家具は繊維がつながった一本の木材を曲げて部品が作られているため、継ぎ目から割れてくる事もなく、加工の工程で強度も増すので丈夫です。

②独特の曲線が美しい。

曲木ならではの独特の曲線のフォルムが美しく、材が細くても強度があるため、木材の削り出しではできない家具づくりをすることが出来ます。

③天然木の温もりを楽しめる。

天然木をしっかりと使っているため木そのものの質感が感じられ、木目の自然な風合いを楽しめます。

伝統加工技術「曲木」

木材を蒸して柔らかくした後、曲型に固定して乾燥させ、形を定着させる加工技術です。元々はドイツから伝わった加工技術で今日の日本の飛騨家具の加工に使われています。

職人の業が光る「飛騨家具」

レイシリーズ ダイニングチェア


曲木加工された背もたれ部分の曲線が美しくも可愛らしいウィンザーチェアです。落ち着いた色やカジュアルなテイストの色もお選び頂けますので、様々なシーンでお使いいただけます。

シリーズ専用色のピンクとミントの色味は空間のアクセントをつけるのにもピッタリです。

座面がお尻の形にフィットするように彫られているため長い時間座っていても疲れにくいです。

柏木工 レイ LDC01F

森のことばシリーズ ダイニングチェア


本来捨てる部分である「節」のある材を使って作られていますが、自然のままの風合いを楽しめるのが「森のことば」シリーズです。木目には同じものは無く、お客様の手元に届く商品ひとつひとつが唯一無二の一点物です。

大きな背板が曲木加工されており、しっかりと体重を預ける事ができ、ゆったりとくつろげます。

同シリーズに張地の座面の商品もありますが、こちらの板座タイプはお好みの座クッションがあれば夏は板座、冬はクッションを敷いて季節に合わせてお使いいただけます。

飛騨産業 森のことば SN210

フェルメールシリーズ ダイニングチェア


脚から背もたれに続く1本の材が曲木で出来ているハイバックタイプのダイニングチェアです。太い材を曲げるのはなかなか難しいため、メーカーの技術力の高さを感じます。

曲木特有の曲線が生み出すシルエットが美しいチェアです。

また、座面部分に軽量の素材が使われているため、見た目ほど重くなく、椅子の移動や出入りが楽です。

シラカワ フェルメール S-990

産地により特色もいろいろ

今回は岐阜県の飛騨家具に関してご紹介しましたが、他にも国内には有名な家具の産地があり、北海道(旭川家具)、静岡県(静岡家具)、広島県(府中家具)、徳島県(徳島家具)、福岡県(大川家具)等が挙げられ、これらの家具もそれぞれ特色を持っています。それはまた別の機会でご紹介したいと思います。

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>変化する住空間と多様化するニーズに応えるために

変化する住空間と多様化するニーズに応えるために

インテリアの中にはたくさんのテイストがあります。和風・洋風。洋風の中にもクラシックスタイル・北欧テイスト。間取りも昔に比べ大きく変わりました。